三之瀬御本陣芸術文化館さんのせごほんじんげいじゅつぶんかかん(須田国太郎常設展示館)


 三之瀬御本陣芸術文化館は、独立美術協会の重鎮として活躍した須田国太郎の作品 また1920年代からの日本美術の作家の作品を展示しています。また建物は、江戸 時代に対馬藩一行が宿泊所として使用した歴史と趣きのある「本陣」の外観を復元したものです。



展示案内

特別展「グリコ展 須田国太郎の愛したグリコのおもちゃ」

 2022年7月30日(土)~ 9月26日(月)

  チラシ(おもてうら

 「ひとつぶ300メートル」というキャッチフレーズでおなじみの栄養菓子「グリコ」。販売開始から今年で100周年を迎えました。
 栄養菓子グリコは、創業者である江崎利一氏が、商品名の由来となった牡蠣の成分、グリコーゲンに着目し、試行錯誤の末に完成させたキャラメルです。


 そして「子供にとって食べることと遊ぶことは二大天職である」と考えた利一氏は、お菓子におもちゃをつけることを考案します。「お菓子を食べる」も「おもちゃで遊ぶ」もどちらも重要であるという想いから、「おもちゃ」のことを「おまけ」とは呼ばないこだわりがここに生まれました。栄養菓子「グリコ」の登場した1922(大正11)年には、“グリコのおもちゃ”の前身となる「絵カード」がお菓子と一緒に封入されます。その後1927(昭和2)年より本格的な「おもちゃ(おまけ)つきグリコ」がスタートしました。以降、時代の流れや多様化する子供たちの遊びとともに、グリコのおもちゃも変化し続けながら現在に至っています。このおもちゃの長い歴史は、時代を映す鏡と言えるでしょう。

 このおもちゃの発想や造形に魅了され、収集した一人の画家がいます。近代洋画の巨匠、須田国太郎(1891ー1961)です。須田は、美術史など学術研究から芸術の道に足を踏み入れ、その後画家として活躍した異色の芸術家です。生前から芸術への見識や美意識の高さに定評があり、一目置かれる存在でした。そんな彼の知られざる一面がグリコのおもちゃコレクションです。その数715点。現在にまで至る日本のおまけ文化の一端を、100年という長い間育んできたグリコ。須田は先見の明で未来を見通していたかのようです。

 須田国太郎常設展示館である当館では、1949年から1961年までの須田のグリココレクションに注目し、あわせて大正時代から現在までの100年に及ぶグリコのおもちゃの変遷を、栄養菓子グリコ誕生の秘話とともに紹介します。小さなおもちゃの世界、しかし大きな夢やなつかしさがあふれるその魅力に触れながら、親子三代でお楽しみください。




関連イベント


 ◇開 会 式◇

 日   時  7月30日(土)10:00~ (15分程度)
 会   場  当館1階 ※開会式へご参加の方は入館料が無料となります。


 ◇展示解説◇
  会場を巡りながら、石橋 達二氏(江崎グリコ株式会社 江崎記念館館長)による解説を行います。

 日   時  7月30日(土)開会式終了後 10:25頃~
 会   場  当館展示室
 参 加 費  無料(ただし入館料が必要です)
 ※開会式からご参加の場合は入館料が無料となります。


 ◇ギャラリートーク◇
  当館学芸員によるギャラリートークを行います。

 日   時  8月21日(日)14:30~
 会   場  当館展示室
 参 加 費  無料(ただし入館料が必要です)







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