三之瀬御本陣芸術文化館さんのせごほんじんげいじゅつぶんかかん(須田国太郎常設展示館)


三之瀬御本陣芸術文化館は、独立美術協会の重鎮として活躍した須田国太郎の作品を中心に、日本近現代の芸術家の作品を展示しています。
また建物は、江戸時代に対馬藩一行など多くの要人が宿泊所として使用した歴史と趣きのある「本陣」の外観を復元したものです。




展示案内

特別展
「今井眞正 土から生まれる命の輝き」

2023年10月26日(木)~ 12月18日(月)

  チラシ(おもてうら

 下蒲刈島の白崎園にそびえ立つ巨大モニュメント《生‐土・火・知・空・水‐》。直径約15mの台座は“地球”を、高さ約8mの二本の立体は“生”をイメージして、下蒲刈島と本州が安芸灘大橋でつながった記念に作られたものです。
 二本の立体は物事の関係性を意味し、影響しあい、共に発展していく“つながり”の重要さを表現しています。
 作者は陶芸家、今井眞正。すべて「焼き物」で構成されており、その原料には下蒲刈の土、本州の土、下蒲刈島と古より縁のある朝鮮半島の土が使われ、三位一体となっています。釉薬にも島のミカンの木を灰にしたものが一部使われ、歴史ある風光明媚な島の新たな象徴として、愛され続けています。
 今井氏は、陶彫作家として知られ、愛らしく、ぬくもり溢れる動物や伝統ある神聖な生き物などを多く手掛けています。この土から生み出される形は、広島県竹原市にある瀬戸内海を望む「豊山窯」で焼かれます。土、火、風といった自然と人との共生、協同により、大地には窯の鼓動が鳴り響き、作品に命が吹き込まれていきます。さらにその後、色絵を施すことで命に輝きが増していくのです。
 今にも動き出し、物語の世界へ誘うような焼き物の生き物たちとの出会いをお楽しみください。



「友に伝えたい気持ち ー湖猫ー」 2023年



「頂に立つリス」  2021年



「大熊猫」 2023年



右「唐獅子-阿-」 左「唐獅子-吽-」 2021年



左「雲文亀」2022年 右「金彩赤花亀」2023年



左「連れてって~」2018年 右「これなんだ?」2019年



「闘う河豚」 2011年



関連イベント

開会式

▽日  時▽
10月26日(木)
10時~(15分程度)

▽会  場▽
当館1階
※開会式へご参加の方は入館料が無料となります。


アーティストトーク

▽ト ー ク▽
今井眞正氏

▽日  時▽
10月26日(木)
開会式終了後 10時25分頃~

▽会  場▽
当館展示室

▽参 加 費▽
無料(ただし、入館料が必要です)


ワークショップ「土で生き物をつくってみよう!」(事前申込)



※ワークショップは(キャンセル待ちを含め)定員に達したため、受付を終了いたします。


▽講  師▽
今井眞正氏

▽日  時▽
11月26日(日)
13時~16時

▽対  象▽
どなたでも(小学生以下は保護者同伴でお願いします)

▽場  所▽
下蒲刈市民センター2階

▽参 加 費▽
500円

▽定  員▽
15名【先着順】

▽申込方法▽
事前申込
参加希望者氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号、またはメールアドレス[昼間に連絡が
取れるもの])をご明記の上、下記のメールまたはお電話、FAXでお申し込みください。
【mail】honjin@shimokamagari.jp
【TEL】 0823-70-8088
【FAX】 0823-70-8044


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