三之瀬御本陣芸術文化館さんのせごほんじんげいじゅつぶんかかん

三之瀬御本陣芸術文化館は、独立美術協会の重鎮として活躍した須田国太郎の作品、また1920年代からの日本美術の作家の作品を展示しています。 また建物は、江戸時代に対馬藩一行が宿泊所として使用した歴史と趣きのある「本陣」の外観を復元したものです。

展示案内

平成29年4月12日(水)~6月12日(月)

『須田国太郎と同年代の画家たち』


 三之瀬御本陣芸術文化館は、平成16年に須田国太郎の常設展示館として開館した美術館です。須田国太郎の作品や遺品等資料を公開するだけでなく、画家ゆかりの作家や画家が活躍した大正から昭和にかけての近代日本画・洋画の紹介に努めています。今回は所蔵品の中から須田国太郎の代表作と近代洋画史を飾る同年代の画家、安井曾太郎、梅原龍三郎、中川一政、小林和作他の作品を同時に紹介します。
 須田国太郎は明治24(1891)年京都に生まれ、戦前から戦後にかけての近代日本洋画壇に大きな足跡を残した画家の一人です。青年時代は、京都では近代洋画の先駆者である浅井忠が、東京では黒田清輝、藤島武二らが明治洋画壇を牽引し、日本人画家による本格的な油彩画が描かれるようになった時代でした。早くから美術に興味を寄せていた須田国太郎は、書店の雑誌に掲載されていたゴッホの作品を見て強烈な印象を受け、「東洋西洋と違った方向にむいて絵が発達した」ことに注目し、両者の結合により新しい芸術が生まれると思い至りました。
 そして西洋絵画の歴史を勉強するために京都帝国大学へ入り、美学美術史の研究に打ち込みます。大学を卒業後大学院へ進み、並行してデッサンを学びました。そして第一次世界大戦の停戦と同時にスペインへ渡り、古典絵画の模写に励みます。当時の画家たちがフランスへ最先端の美術を勉強しに行っていたのに対して須田国太郎は初めから模写による油彩画の研究を目的としていました。帰国後は同年代の画家たちと同様に西洋の模倣でない芸術を念願しながら制作を続けました。
 本展ではすべての作品を風景や静物といったモチーフごとに分けて展示します。須田国太郎と同時代を生きた画家たちの多様性を感じ取っていただければ幸いです。


須田国太郎「雑草」1940年

須田国太郎「裸婦」 1934年

安井曾太郎「雉子」1933年


児島善三郎「横臥」1929年






GWイベント! 4/29(土)~5/7(日)休まず開館!

おもてなしガイド

館内作品の他、地域の紹介なども
5/1(月)、5(金)
①10:30~ ②14:00~
所要時間約15分

下蒲刈の伝説☆紙芝居上演

下蒲刈に存在する伝説を切り絵の紙芝居で紹介!
5/1(月)、5(金)
①11:00~ ②14:30~
所要時間約10分

須田国太郎の作品でパズル

GW期間中いつでも遊べます
10:00~15:00





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