三之瀬御本陣芸術文化館さんのせごほんじんげいじゅつぶんかかん

三之瀬御本陣芸術文化館は、独立美術協会の重鎮として活躍した須田国太郎の作品、また1920年代からの日本美術の作家の作品を展示しています。 また建物は、江戸時代に対馬藩一行が宿泊所として使用した歴史と趣きのある「本陣」の外観を復元したものです。

展示案内

平成29年12月6日(水)~平成30年2月12日(月)

「須田国太郎と昭和の前衛油彩画家たち」


 三之瀬御本陣芸術文化館では、京都洋画壇の巨匠・須田国太郎の作品と共に、近代洋画に大きな足跡をのこした画家たちの作品を収集して参りました。そしてそれらの多くは大正から昭和にかけて活躍し、ヨーロッパで起こった前衛運動に影響を受け、昭和の日本洋画界に新たな展開を提示した画家たちです。
 このたびの展示では、須田国太郎と、須田が活躍の場とした独立美術協会の中心的な画家たちであった里見勝蔵、児島善三郎、林武、三岸好太郎、三岸節子、海老原喜之助、小林和作らの作品や、同協会の前身である1930年協会で活躍した佐伯祐三の作品を中心にご紹介します。
 大正期に渡仏して西洋絵画を学んだ佐伯祐三、里見勝蔵らは留学の成果を発表するため1930年協会を設立、団体を超えた気鋭の作家たちが集まり、やがて独立美術協会へと発展しました。既存の美術団体からの独立、ヨーロッパ美術からの独立を掲げた独立美術協会は、日本独自の油彩画をめざしました。
 近代洋画の名品に親しんでいただくと共に、戦前から戦後へと、厳しい時局にあっても常に革新性を持って制作し続けた洋画家たちのあゆんだ時代にも思いを馳せていただく機会となれば幸いです。




須田国太郎「花と鳥」



三岸好太郎「貝殻」

 



児島善三郎「横臥」









姫駕籠

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