三之瀬御本陣芸術文化館さんのせごほんじんげいじゅつぶんかかん(須田国太郎常設展示館)

三之瀬御本陣芸術文化館は、独立美術協会の重鎮として活躍した須田国太郎の作品を中心に、日本近現代の芸術家の作品を展示しています。
また建物は、江戸時代に対馬藩一行など多くの要人が宿泊所として使用した歴史と趣きのある「本陣」の外観を復元したものです。



展示案内

「SEA-ようこそ、海へ。」

2025年8月23日(土)~ 11月3日(月・祝)

  チラシ(おもてうら


 時に穏やかに、時に激しく波打つ海の姿や、生命力あふれる海のいきものたちは、多くの芸術家を魅了し、題材とされてきました。本展では、当館がある下蒲刈島の景色を描いた作品をはじめ、芸術家たちがさまざまな場所や視点で捉えた海の風景や、魚や貝、海鳥など、海をめぐるいきものたちを表現した作品を紹介いたします。
 下蒲刈島は、周囲に点在する島々や穏やかな海、緑豊かな自然が調和し、瀬戸内海の多島美を体感できる場所です。漁業や、柑橘を中心とした農業も盛んな下蒲刈島を題材とした作品には、白波を立てて進む漁船や、木々になるみかんなども描かれ、人々の生活も垣間見ることができます。
 芸術家たちがそれぞれの感性で表現した海の世界を、下蒲刈島の美しい海とともにお楽しみください。


今井政之 「象嵌彩鏡鯛花壷」 1989年 陶器


今井眞正 「闘う河豚」 2011年 陶器



菅野圭介 「葉山あぶずり海岸」 1961年 油彩・キャンバス



三岸好太郎 「貝殻」 1934年 油彩・板



武永槙雄 「ヒクベ島」 1989年 油彩・キャンバス


関連イベント

「みんなで海をつくろう」






姫駕籠

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