蘭島閣美術館らんとうかくびじゅつかん

 蘭島閣美術館は、荘厳な佇まいの本格的木造建築の美術館です。 日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。 日本画、油彩画、版画、素描などを含めた約2,200点のコレクションから会期ごとに企画展示しています。

展示案内

秋季特別展 「戦後の美術―広島の日本画を中心に―」


平成30年9月15日(土)~11月5日(月)


奥田元宋「遠山早雪」 1984年 奥田元宋・小由女美術館蔵


 蘭島閣美術館では、このたび秋季特別展「戦後の美術―広島の日本画を中心に―」を開催いたします。本展では戦後、社会構造や価値観の大きな変革の中で日本画家たちがさまざまな表現に挑んだ1950年代を起点に現在までの日本画の歩みをご紹介します。1945年8月原子爆弾が投下され、広島市内は廃墟と化し大きなダメージを受けました。しかしその後広島は、戦争の傷痕にも負けず復興にむけ歩みを進めています。こうした中で日本画家たちは、欧米からの抽象表現やアンフォルメルなどの新しい絵画表現に刺激を受け、新たな表現を模索しさまざまな試行を重ねています。終戦時すでに50歳前後であった小野竹喬、金島桂華、猪原大華らは自身の立場に安住することなく独自の画境を確立していきます。また戦後院展の代表作家となる平山郁夫は15歳で被爆し、後遺症に苦しみながらも平和への祈りをテーマに仏伝とシルクロード連作を描きました。本展では、上記作家たちを起点に広島を舞台に活躍した画家たちに焦点をあて、戦後復興とともに花開いた広島の芸術を現在活躍中の画家たちまで幅広く展示紹介し改めて広島を中心とした戦後の日本画の流れを俯瞰します。





其阿弥赫土「流れ」1993-2009年 蘭島閣美術館蔵 紙・水彩



関連イベント(要入館料・予約不要)

ギャラリートーク(担当学芸員による展覧会作品解説)
日 時 平成30年9月23日(日)、10月7日(日)、11月4日(日)
11時~/14時~(各日2回 40分程度)
参加費 無料(別途入館料が必要)




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