蘭島閣美術館らんとうかくびじゅつかん

 蘭島閣美術館は、荘厳な佇まいの本格的木造建築の美術館です。 日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。 日本画、油彩画、版画、素描などを含めた約2,200点のコレクションから会期ごとに企画展示しています。

展示案内

秋季特別展『日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線』

平成29年8月26日(土)~10月9日(月・祝)


山脈のように連綿と織り成す日本画の伝統と革新

文明開化を迎えた明治期、西欧から移入された「西洋の絵画」に対して、我が国の伝統的な絵画表現を受け継ぐものとして、「日本画」という言葉が生まれました。時代のうねりの中で日本画家たちは互いに関係し合い、伝統的な技法や独自の美意識を受け継ぎ、あるいは西洋絵画の影響も受けながら常に新しい日本画の創造を模索してきました。太平洋戦争を経て、社会構造や価値観の大きな変革の中で、危機的な状況に晒されながらも新しい日本画の模索は続き、現在に至っても時代に即した新しい表現、次世代へと続く新しい日本画の創造をめざし多彩な挑戦が続けられています。本展では、「戦後日本画の再生」に挑んだ七人の巨山を中心に、戦後の流れを受けて花開いた現在の巨匠たちの「不動の日本画表現」、そして具象の系統に連なる新世代の作家たちの「越境する表現」を通し、戦後から現在まで続く日本画壇の流れを俯瞰するとともに、日本画表現の現在地点を紹介します。伝統と革新が山脈のように連綿と織り成す日本画の系譜。この機会にどうぞご堪能ください。

出品作家
第1章「七山」に見る「戦後日本画の再生」
山本丘人/東山魁夷/杉山寧/髙山辰雄/横山操/加山又造/平山郁夫

第2章 現代の巨匠たちによる「不動の日本画表現」
下田義寛/滝沢具幸/田渕俊夫/竹内浩一/平松礼二/中島千波/土屋禮一/村居正之/宮廻正明/西田俊英

第3章 新世代日本画の「逆襲」―越境する表現
平山英樹/森山知己/岡村桂三郎/間島秀徳/新恵美佐子/加藤良造/マツダジュンイチ/神戸智行/髙島圭史/梶岡百江/岩田壮平/田中武



竹内浩一 《嫉妬》



田中武 《十六恥漢図シリーズ「trick」》



平松礼二 《モネの池・緑の詩》 森山知己 《瀬戸内の春》 岡村桂三郎 《陵王11-1》


関連イベント(要入館料・予約不要)

「オープニングスペシャルギャラリートーク」

日 時 8月26日(土)10時20分~※60分程度
講 師 野地耕一郎氏(泉屋博古館 分館長)


「展覧会のみどころ&ミニ講座」

日 時 8月27日(日)14時~※60分程度
講 師 藤井茂樹氏(新見美術館学芸員)


「アーティストトーク」

日 時 9月10日(日)13時30分~※60分程度
講 師 竹内浩一氏(日本画家)


担当学芸員による作品解説

日 時 9月3日(日)、10月1日(日) 11時~/14時~(各日2回)※40分程度


ワークショップ(要予約)

「日本の画材 銀箔にふれてみよう」
銀箔はりを体験後、オリジナルの型紙を作り銀箔を燻し変色させて作品をつくります。
日 時 9月30日(土) 13時~16時
講師 神戸智行氏(日本画家)
会場 蘭島閣美術館
対象 小学生親子~一般./定員 12名
材料費 500円
申込締切 9月15日(金)
申込方法 住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号、緊急連絡先(昼間連絡が取れる連絡先)を明記の上、蘭島閣美術館のメールアドレス「shunran@shimokamagari.jp」または、FAX、はがきでお申し込みください。希望多数の場合は先着順とさせていただきます。



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