蘭島閣美術館らんとうかくびじゅつかん

 蘭島閣美術館は、荘厳な佇まいの本格的木造建築の美術館です。 日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。 日本画、油彩画、版画、素描などを含めた約2,200点のコレクションから会期ごとに企画展示しています。

展示案内

『花と静物』

平成29年3月1日(水)~4月19日(水)


静物画は西洋画のジャンルのひとつで宗教上の寓意として描かれ始めました。のちに写実的描写を旨として発達し、目の前のものを忠実に写すことと画面構成を意識させることが絵を学ぶ上で訓練になると普及しました。その対象は、花、貝殻、果物、野菜、頭蓋骨、ガラス盃、陶磁器、パンなど多岐に渡ります。そこには置かれたものの質感が写し取られているだけではなく、創意をもって事物を配置した画家たちの意図が隠されています。
本展では静物画のモチーフのひとつである花々の絵画を中心に、色彩豊かな南薫造や写実表現を極めた野田弘志作品など約50点を展示し静物画の魅力に迫ります。身近な風景を題材にすることの多かった南の静物画には鮮やかな色彩ながら穏やかな空気が漂っています。徹底した描写力で存在することの重みを描いた野田作品は見る者の五感に訴えるリアルさを追求しています。私たちの身近にある物たちへ新たな視線を向けるきっかけになれば幸いです。

展示目録 

南薫造「石膏像と花」


野田弘志「牡丹」 奥村土牛「スペイン皿」





関連イベント


「ギャラリートーク」(担当学芸員による展覧会、作品解説)

日 時 3月19日(日)
午前・午後の一日二回開催 
午前の部11時から/午後の部14時から(所要時間30分程度)
会 場 蘭島閣美術館
参加費 無料(ただし、別途入館料が必要)




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