蘭島閣美術館らんとうかくびじゅつかん

  蘭島閣美術館は、荘厳な佇まいの本格的木造建築の美術館です。日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。日本画、油彩画、版画、素描などを含めた約2,200点のコレクションの中から会期ごとに企画展示しています。

展示案内

「蘭島閣美術館名品選
 大観、玉堂、深水から東山魁夷、
 髙山辰雄、平山郁夫まで」


 2024年9月4日(水)~10月28日(月)

  チラシ(おもてうら

  蘭島閣美術館は、おもに日本近代美術の作品に焦点を当てて収集してきました。このたびは当館が収蔵する日本画の中から名品を厳選し紹介します。
 本展では、新しい日本画の創造と東洋美術の近代化を唱えた岡倉天心のもとに集まった横山大観ら日本美術院を代表する作家をはじめ、前衛的な制作を行い、歴程美術協会などで活躍した岩橋英遠らの大作を展示します。また、戦後日展をけん引し、日展三山と称された東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄などの作品を展示し、近代日本の新しい芸術の創造に力を注いだ作家たちの名品をご覧いただきます。あわせて日本人初の国際版画大賞を受賞した棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」の作品を全公開します。ぜひこの機会に、それぞれの作家たちの表現の豊かさや奥深さをご堪能ください。









横山大観 「神国日本」 昭和元-4(1926-29)年頃 絹本彩色


横山大観 「神洲乃正気」 昭和18(1943)年 紙本彩色


川合玉堂 「松山遠嶺」 大正6-7(1917-18)年頃 絹本・墨彩

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