蘭島閣美術館 別館らんとうかくびじゅつかん べっかん

 蘭島閣美術館別館では、洋画家・寺内萬治郎の作品を常設展示しています。 裸婦像をはじめとする絵画作品のほか、画家の愛用していた絵筆やパレットなどの貴重な品々も展示しています。 丘の上からは、対岸へ続く蒲刈大橋と瀬戸の風景を眺めることができます。

展示案内

「寺内萬治郎の油彩画」

2019年11月20日(水)~2020年2月3日(月)

 寺内萬治郎は明治23(1890)年に生まれた洋画家です。東京美術学校西洋画科(現・東京芸術大学)に入学し、油彩技法の正統を学んだ寺内萬治郎は、裸婦表現を生涯にわたり追求しました。当時の画壇でもてはやされた西欧風の女性像や物語性の高い高尚な絵画表現とは一線を画し、日本女性の中に質実で堅牢な美しさを求めた点にこの画家の特質があります。
 日本女性の本来の肌色やプロポーションをあるがままに描いた寺内萬治郎の油彩画は、対象を正面から堂々と見つめる明治美術教育における写実の正攻法とも言えます。
 本展では、所蔵品の中から寺内萬治郎の油彩画を集め、その魅力をご紹介します。


寺内萬治郎《髪》
1961年 キャンバス・油彩




蘭島閣美術館別館は小高い丘の上に位置し、対岸へ続く蒲刈大橋と瀬戸の風景を眺めることができます。




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