白雪楼はくせつろう

 白雪楼は江戸時代の末、沼隈ぬまくまの豪農、山路機谷やまじきこくが、邸内に移築、祖父の重好が京都黒谷で営んだ奇好亭を楼造り(二階建)に改め、漢学研鑚の場にしたものです。 建物の部材には細かく位置を示した墨書があり、内部はさまざまな趣向を凝らした建築様式となっています。 中でも一階にある可動壁を備えた和室の実例は、現在ほとんど残っていない貴重な建物です。



抹茶

1階のお座敷でお抹茶を召し上がっていただけます