春の茶会

 松濤園の恒例行事である春の茶会では、日本の伝統文化の一つであり様々な日本の美が集約された茶道によって、松濤園にお越しの皆様をおもてなしいたします。多くの方々に、瀬戸内海の景色の中を眺めながら温かいお抹茶を楽しんでいただきたいと考えています。
 下蒲刈町は、江戸時代に朝鮮通信使が11回寄港したという歴史ある町です。当時の日本において最上級の賓客である通信使一行に対して盛大なもてなしを行い、案内人である対馬藩主宗氏が「安芸蒲刈御馳走一番」と答えたとの記録があります。松濤園の御馳走一番館ではこの歴史を紹介しています。
 本事業ではこのおもてなしの心を現代に受け継ぎ、多くの皆様が松濤園のある下蒲刈を訪れ、郷土の誇れる伝統文化と季節の景観を楽しむ機会となれば幸いです。

開催日

令和6年3月 9日(土) 点前
令和6年3月10日(日) 点出

時間

茶席は9:30~16:00
(受付は9:00から)

場所

松濤園内 蒲刈島御番所

茶席料

無料
(ただし、松濤園の入館料が必要)

協力

茶道裏千家 中野 須賀子(宗賀)



チラシ(おもてうら