江戸時代、朝鮮通信使の来日に際し、下蒲刈島が藩の接待所・玄関口として大歓迎をした記録が多く残されています。なかでも「安芸蒲刈御馳走一番」といわれたほどの歓待ぶりで、往時の記録をもとに全国から集めた食材を使っての豪華な膳を忠実に復元した展示は圧巻です。  この資料館は明治中頃に建てられた富山県砺波地方の代表的な商家造りである「有川邸」を移築したもので、石置き屋根に豪壮な井桁組みを持つ重厚な建物です。  このほか本陣とその付近を復元し、通信使の行列人形を配したジオラマ模型や、当時の通信使を再現した等身大の人形、さらに精密に再現された 1/10 の朝鮮通信使船の模型や全国から集めた朝鮮通信使に関連した「土人形」「張子人形」、通信使行列図や船団図など、往時をしのぶ資料を多数展示し、興味深く見学することができます。

展示案内

御馳走一番館《異文化交流と朝鮮通信使》

期間:平成30年4月11日(水)~6月18日(月)

 朝鮮通信使は徳川幕府将軍襲職等の慶賀使節として、江戸時代に12回来日しました。約400~500人が朝鮮国王からの手紙を持って江戸まで旅し、将軍の手紙を国王のもとへ届け、日本と朝鮮王朝間の親交を深めることに大きく貢献しました。また、朝鮮通信使の往来により、儒学、医学や芸術など様々な分野で活発な交流が行われました。
 2017年10月末に朝鮮通信使に関する記録がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。朝鮮通信使に関する記録は、外交記録、旅程の記録、文化交流の記録からなります。
 本展では朝鮮通信使との文化交流に注目し、江戸時代の朝鮮王朝との国際交流について紹介します。

ちらし(、 

「朝鮮国聘使録」




「星槎答響」「星槎餘響」

関連イベント(要入館料・予約不要)

担当学芸員によるギャラリートーク

陶磁器館と朝鮮通信使資料館「御馳走一番館」をご案内いたします。

日 時 平成30年4月22日(日)/5月27日(日)
各日とも、14:00~15:00(60分程度)
場 所 陶磁器館、朝鮮通信使資料館「御馳走一番館」
陶磁器館からご案内いたします。
参加費 無料(別途入館料が必要)





   
蒲刈本陣と通信使行列の模型   三汁十五菜   朝鮮通信使船模型