江戸時代、朝鮮通信使の来日に際し、下蒲刈島が藩の接待所・玄関口として大歓迎をした記録が多く残されています。なかでも「安芸蒲刈御馳走一番」といわれたほどの歓待ぶりで、往時の記録をもとに全国から集めた食材を使っての豪華な膳を忠実に復元した展示は圧巻です。
 この資料館は明治中頃に建てられた富山県砺波地方の代表的な商家造りである「有川邸」を移築したもので、石置き屋根に豪壮な井桁組みを持つ重厚な建物です。
 このほか本陣とその付近を復元し、通信使の行列人形を配したジオラマ模型や、当時の通信使を再現した等身大の人形、さらに精密に再現された 1/10 の朝鮮通信使船の模型や全国から集めた朝鮮通信使に関連した「土人形」「張子人形」、通信使行列図や船団図など、往時をしのぶ資料を多数展示し、興味深く見学することができます。





展示案内

「海上パレード!朝鮮通信使と海」

2021年9月8日(水)~11月23日(火・祝)  2021年10月1日(金)~11月23日(火・祝)

 朝鮮半島南の釜山から朝鮮通信使の海路の旅は始まります。大型の外洋船である朝鮮通信使船6隻に約400~500名が乗船し、釜山を出港すると対馬藩の水先案内船、伝令船、曳(ひき)船(ぶね)からなる護送船団がつき、大船団を組んで大坂を目指しました。朝鮮通信使の接待を命じられた各藩も担当する海域を警護するため数百隻の船を出し、その様子はあたかも海上を大船団で航行するパレードのようでした。
 本展では朝鮮通信使の海路の旅路の様子を、立ち寄った各地の資料や当館から2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録された「朝鮮人来朝覚 備前御馳走船行烈図」を中心にご紹介します。

チラシ(おもてうら





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「朝鮮人来朝覚備前御馳走船行烈図」(ユネスコ「世界の記憶」登録資料)

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「朝鮮通信使船大坂河口之図」六曲一隻 紙本著色 屏風装



関連イベント(要入館料・要予約)

韓国伝統飾り結び「メドゥプ」を使ったブレスレット作り

メドゥプのメファ(梅の花)という結びを応用して、ブレスレットを作ります。ゴム紐なので髪飾りとしても!(制作時間:30分程度)

  


日   時 9/11(土)・12(日) 臨時休館のため中止となりました。
10/9(土)・10(日)・23(土)・24(日)
13:00~15:00
場   所 松濤園
定   員 1時間につき3名(材料がなくなり次第終了)
参 加 費 無料(別途入館料が必要)
備   考 ・小学校低学年以下の子どもは保護者の方が同伴して下さい。
・お一人様1つずつとさせていただきます。
・自由に参加いただけますが、事前予約の方が優先になります。
 (松濤園 0823-65-2900)




   
蒲刈本陣と通信使行列の模型   三汁十五菜   朝鮮通信使船模型