~夢のかけはし~蘭島閣らんとうかくギャラリーコンサート



日時

2023年12月16日(土)
開演18:30(受付17:30/開場17:45)  終演予定20:10頃

会場

蘭島閣美術館 1階ロビー
(広島県呉市下蒲刈町三之瀬200-1)

出演

小山実稚恵(ピアノ)
案内人:原武(元サントリーホール総支配人)

料金

当日一般 1,700円(3歳以上~高校生以下は無料)
※「蘭島閣ギャラリーコンサートの会」会員の方は引換券をお持ちください。


座席

全席自由席


ご来場の際のお願い

プログラム

 オールショパン・プログラム

 ノクターン第1番 変ロ短調 作品9-1
 ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2
 バラード第1番 ト短調 作品23
 ピアノ協奏曲第2番より 第2楽章 「ラルゲット」(ピアノ・ソロ版)
 ポロネーズ第6番「英雄」 変ホ長調 作品53
 ソナタ第3番 ロ短調 作品58

 ※曲目は変更になる場合がございます。

【アンコール】
マズルカ第45番 イ短調 作品67-4
ワルツ第10番 口短調 作品69-2
ワルツ第7番 作品64-2

出演者プロフィール

小山実稚恵(ピアノ)

 圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。
 協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚く、数多くの演奏会にソリストとして指名されている。16年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006年~17年)や『ベートーヴェン、そして...』(2019年~21年)が、その演奏と企画性で高く評価された。2022年からはサントリーホール・シリーズ、第Ⅰシーズン Concerto<以心伝心>を25年まで開催している。
 これまで共演したオーケストラとして、国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC響、イギリス室内管、ロッテルダム・フィル、シンフォニア・ヴォルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオー


© Hiromichi Uchida

ル響、ボルティモア響などが挙げられ、フェドセーエフ、テミルカーノフ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者と共演している。デュメイ、ギトリス、ブルネロといった名だたるソリストと室内楽で共演する。
 ショパン、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘンなど、国際音楽コンクールの審査員も務める。
 また東日本大震災以降は、被災地の学校や公共施設などで演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案し、ゼネラル・プロデューサーを務める『こどもの夢ひろば"ボレロ"』を開催。音楽を通しての心の交流の場、音楽に限らず子供たちが新たな体験をしながら、自分の好きなものを見つけられるような場を創りたいと、情熱を注ぐ。
 CDは、ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、33枚をリリース。近作の2つのベートーヴェン・アルバム『ハンマークラヴィーア・ソナタ他』(2020年)と『ピアノ・ソナタ第30、31、32番』(2021年)は、深化するピアニズムが大きな話題を集めた。さらに2023年5月にリリースされた最新CD『モノローグ』まで7作連続して「レコ―ド芸術」特選盤に選ばれる快挙を果たした。
 著書として『点と魂とースイートスポットを探して』をKADOKAWAより、また平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』(全2巻)を音楽之友社より出版している。
 2005年度 文化庁芸術祭音楽部門大賞、2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞、2013年度レコード・アカデミー賞(器楽部門『シャコンヌ』)、2015年度 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年度 文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2015年度 ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。2018年度 大阪市市民表彰を受ける。2017年度には、紫綬褒章を受章している。
 東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。


年間スケジュール

令和5年度~夢のかけはし~蘭島閣ギャラリーコンサートの年間スケジュールはこちらをご参照ください。