伊藤圭（クラリネット）

　2004年第6回日本クラリネットコンクール第1位。2006年第74回日本音楽コンクール入選。2012年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」出演。内田祥子「じゅげむじゅげむ」、尾高惇忠「幻想曲」を初演。藝大フィルハーモニア、東京都交響楽団を経て、現在は、NHK交響楽団首席クラリネット奏者を務める。
　2014年東京藝大「創造の森」において「尹伊桑（ユン・イサン）クラリネット協奏曲」を日本初演

榊原紀保子（ピアノ）

　大学在学中よりアンサンブルピアニストとして数々の舞台に参加しており、港南区民ホール開館5周年記念オペラ《火の鳥～ヤマト編～》出演を皮切りに本格的な演奏活動を開始。2002年・2005年にはTalich弦楽四重奏団とドヴォルザークのピアノ五重奏曲などを共演。現代作曲家との関わりも多く2006年に芥川龍之介作・木下牧子作曲《音楽物語～蜘蛛の糸～》を委嘱、初演。また2003年からはオペラシアターこんにゃく座のピアニストを務め、47都道府県ほぼすべてで公演をおこなっている。
　ジャンルを問わない豊富な実績と日本人離れした体格から奏でられる色彩豊かな演奏は、器楽・声楽を問わず国内外の様々な演奏家から絶大な信頼を寄せられている。大阪国際音楽コンクール2台ピアノ部門第1位。東京文化会館新進演奏家オーディション合格。