~夢のかけはし~蘭島閣らんとうかくギャラリーコンサート

日時

2019年8月17日(土)開演18:30(開場18:00)

出演

髙木竜馬(ピアノ)
※満席の場合は、ご入場いただけない場合がございます。

プログラム

E.H. グリーグ 民族生活の情景ーピアノのためのユモレスク作品19より第3番《謝肉祭》イ短調
M.A. バラキレフ 東洋風幻想曲《イスラメイ》変ニ長調
L.V. ベートーヴェン ピアノソナタ第8番作品13 ハ短調《悲愴》
~休憩~
F.F. ショパン 練習曲 作品10 第3番 ホ長調 『別れ』
F.F. ショパン 練習曲 作品10 第12番 ハ短調 『革命』
F.F. ショパン バラード 第1番 作品23 ト短調
F.F. ショパン 即興曲第4番 作品66 嬰ハ短調《幻想即興曲》
F.F. ショパン スケルツォ第2番 作品31 変ロ短調
~アンコール~
F.F. ショパン ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」



出演者プロフィール

髙木竜馬(ピアノ)

 1992年千葉県生まれ、26歳。2歳よりピアノを始め、7歳より故エレーナ・アシュケナージ女史に師事。16歳より故中村紘子、ミヒャエル・クリスト各氏に、22歳よりボリス・ペトルシャンスキー氏に師事する。渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に合格。現在、同大大学院課程に在籍し、ミヒャエル・クリスト氏よりドイツ奏法を学ぶ。室内楽をマインハルト・プリンツ氏に師事。高名なピアニストであるパウル・バドゥラ=スコダ氏の自宅レッスンにも通い、ウィーン奏法の神髄に触れる。現在、かのゲインリッヒ・ネイガウス最後の高弟として、世界的に著名な名伯楽ボリス・ペトルシャンスキー氏の招聘を受け、イタリアの名門、イモラ国際ピアノアカデミー・ポストグラディエイト課程に併修。ロシア奏法の本流ネイガウス楽派の研鑽に励む。

 これまでに、奥田操、M.アルゲリッチ、A.ヴァルディ、A.セメツキー、S.エーデルマン、T.ゼリクマン、D.タイ・ソン、A.ナセドキン、D.ヨッフェ、A.ヒューイット、A.ヤシンスキー、N.フィッシャー、V.トロップ、S.ハフ、S.ドレンスキー、A.ピサレフ、P.ネルセシアン、O.ヤブロンスカヤ、G.ツィッターバルト(古楽器)、R.ブラウティハム(古楽器)各氏等から薫陶を受ける。音楽学を三ツ石潤司氏に師事。指揮法は、小澤征爾氏からレッスンを受け、現在、ウィーン国立音楽大学で指揮伴奏助手を務め、湯浅勇治氏に師事する。

 第1回日本チャイコフスキーコンクール、モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル、第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”、キエフ第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクール、第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクール、第38回エレーナ・ロンブロ-シュテパノウコンクール、第26回ローマ国際ピアノコンクール、Dr.ヨーゼフ・ディヒラーコンクールで各々優勝。昨年9月には、第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて、優勝及び聴衆賞を受賞する。2019 / 2020シーズンでは、第126回東京フィルハーモニー交響楽団定期公演において、満席の聴衆の元デビューを果たし、ベルゲン・トロルハウゲンでの『ピアニスト・オブ・ザ・ウィーク』に出演。1週間に亘って30回の演奏会を行い、演奏の模様は現地紙にも取り上げられるなど好評を博す。その他にも、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ハノーファー・西ドイツ放送協会ホール、デュッセルドルフ・シューマンホール、ウィーン楽友協会でのリサイタルや、小林研一郎氏指揮 東京フィルハーモニー交響楽団、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン氏指揮 オスロフィルハーモニー管弦楽団、ハンス・グラーフ氏指揮 クリスティアンサン交響楽団、との共演を予定するなど、日本とウィーンを拠点に広範な演奏活動を予定している。

 日本、ロシア、ウクライナ、アメリカ、イングランド、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、チェコ、サンマリノ、イタリア、フランス、ノルウェーなど世界各地で演奏。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでつとに有名なウィーン楽友協会大ホール(黄金のホール)を初め、モスクワ音楽院大ホール、ローマヴァッレ歌劇場、ヤロスラブリハーモニアホール、ウクライナ国立フィルハーモニアホール、キエフ国立オペラ座、モスクワクレムリン宮殿、ミュンヘンガスタイクホール、ウィーン楽友協会、ウィーンコンツェルトハウス、シェーンブルン宮殿、ローマキリノ劇場、グリーグ博物館ホール、グリーグホール等々、著名なホールで演奏する。日本では、みなとみらい大ホール、新国立劇場、紀尾井ホール、千葉京葉銀行文化プラザ、千葉県文化会館大ホール、水戸佐川文庫、ミューザ川崎シンフォニーホール、大阪フェニックスホール、カワイ表参道パウゼ、東京文化会館、サントリーホール大ホール、軽井沢大賀ホール、前橋市民会館、草津音楽の森国際コンサートホール等で演奏。

 ロシアヤロスラブリ交響楽団、ウクライナ国立フィル、ウィーン室内管弦楽団、ノヴァ・アマデウス室内交響楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、トロンヘイムソロイスツ、千葉交響楽団、東京交響楽団、群馬交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等のオーケストラと、アンドレア・バッティストーニを初め、ムラド・アナマメドフ、シュテファン・ヴラダー、ニコラ・サマレ、エドワード・ガードナー、飯森宣親、現田茂夫、伊藤翔、中田延亮、柴田真郁各氏等の指揮で共演。

 TV『題名のない音楽会21』TV『らららクラシック』ラジオ『NHK-FM 眠れない貴女へ』『〈東京の夏〉音楽祭』『スタンドアップ!クラシックフェスティバル2018』『春日大社御創建1250年奉祝 TVアニメ「ピアノの森」ピアノコンサート』等々に出演。演奏の模様は『オーストリア国営ラジオ』『BSジャパン』『NHK-FM リサイタル・ノヴァ』『NHK-FM ベストオブクラシック』等にて放送される。現在、NHK総合テレビ『ピアノの森』に雨宮修平メインピアニスト役で出演中。江副記念財団 第35回奨学生。



年間スケジュール

2019年度~夢のかけはし~蘭島閣ギャラリーコンサートの年間スケジュールはこちらをご参照ください。