蘭島閣美術館らんとうかくびじゅつかん

  蘭島閣美術館は、荘厳な佇まいの本格的木造建築の美術館です。日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。日本画、油彩画、版画、素描などを含めた約2,200点のコレクションの中から会期ごとに企画展示しています。

展示案内

「開館35周年 蘭島閣美術館 心に響く名品展」


【前期】令和8年9月13日(日)~10月26日(月)
【後期】令和8年10月28日(水)~12月7日(月)

  チラシ(おもてうら

  蘭島閣美術館のある下蒲刈町は、呉市との合併以前から「全島庭園化構想」を掲げ、島おこしに取り組んできました。 27年間にわたり町政を担った初代理事長・竹内弘之氏の指揮のもと、 その中核施設として平成3年10月に開館した当館は、本年で35周年を迎えます。
これまで当館は、日本近代美術史を彩る巨匠から地元ゆかりの作家まで、質の高い作品を公開してまいりました。この節目を記念し、 当館の歩みと美への情熱を凝縮した「心に響く名品展」を開催いたします。
本展では、明治から現代の日本画壇を牽引した作家の作品を前後期で入れ替えて展観するほか、前後期を通して白馬会から光風会・白日会へと続く洋画の光の軌跡や、 熊谷守一、香月泰男、山口薫といった孤高の画家たちが到達した詩情豊かな洋画の世界をお楽しみいただきます。
前期は、近代日本画壇の礎を築いた巨匠たちが中心です。横山大観、竹内栖鳳らの気品あふれる名品をはじめ、 鏑木清方や伊東深水が描く情緒豊かな美人画が並びます。さらに棟方志功の金字塔「二菩薩釈迦十大弟子」をご覧いただけます。
後期は、戦前戦後の激動の時代を経て深化を遂げた、内面的な日本画の表現に焦点を当てます。自然を究極的にシンプルに描いた福田平八郎、 徳岡神泉ら京都画壇の重鎮のほか、より現代的な精神性を込めた東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄、加藤東一・栄三兄弟らの作品や、 自由で力強くモダンな日本画を描いた加山又造や横山操、小倉遊亀や片岡球子らの名品が登場します。
35年の感謝を込め、一級の美術品が響きあうこの貴重な機会を、瀬戸内の美しい風景とともに心ゆくまでお楽しみください。




【前期】横山大観「神洲乃正気」1943年 紙本彩色




【後期】片岡球子「富士」1989年 紙本彩色




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